こんにちは、
ミズとアブラ夫婦ブログのねこまです。
「長い距離を走れるようになったし、スピードも出して走れるようになったから、レースに参加してみようかな?」
「レースに参加してみたいけど、初心者が参加しやすい安全なレースってなんだろう?」
などと、思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、ロードバイク初心者が初めてレースに参加するのは不安があるかと思います。
私も、ロードバイク初心者なんですが、
福島県内で開催されている、【ツール・ド・ふくしま】というレースに、
2021年は一年間参戦することができました。
周りは、みんなビンディングペダルなのに、
私だけフラットペダルで少し恥ずかしかったですけどね。
そんな私が、1年間レースに参加して感じたことは、
初心者が一番参加しやすいレースは、
比較的安全なヒルクライムだと思いました。
そして、【ツール・ド・ふくしま】シリーズは、
初心者でも参加しやすいのでオススメです。
それでは、初心者にオススメなロードレースに適したロードバイクやロードレースの種類、
また、【ツール・ド・ふくしま】とはどんなレースなのかの説明と、
2021年、1年間参戦した感想を説明していきます。
初心者向け、ロードレース参戦に適したロードバイクとは?
私がオススメする初心者向けの、ロードレース参戦に適したロードバイクは、
フレーム素材がアルミで、コンポーネントが105の、値段が15万円~20万円のものです。
初心者が参加しやすいロードレースとは?
初心者にオススメのレースはヒルクライムです。
理由は、登りで速度が遅いので、比較的安全だからです。
【ツール・ド・ふくしま】シリーズでは、ロードレース、ヒルクライム、タイムトライアルの3種類のレースが行われます。
ロードレース
特徴 交通規制した公道を舞台に行われます。
車がいないので、思いっきり走れます。かなり気持ちがいいです。
ルールはシンプルで、一番最初にゴールにたどり着いた人が勝ちとなります。
大人数で行われるため、勝つためには集団走行が必須ですが、
初心者のうちは、後方でついていくのがオススメです。
ちなみに、集団から離されたら終わりです。
ヒルクライム
特徴 交通規制した公道を舞台に行われます。
峠道を登り、スタートからゴールまでのタイムを競います。
集団走行の必要がなく、速度も遅いので比較的安全で初心者も参加しやすいです。
速い人は、スタートから抜け出して行くので、初心者は、気にせず自分のペースで登りましょう。
タイムトライアル
特徴 交通規制した公道を舞台に行われます。
選手一人ひとりが一定の時差でばらばらにスタートするので、初心者でも参加しやすいです。
基本的には他の人と並走することはなく、個人の力を純粋に試されるレースとなっています。
【ツール・ド・ふくしま】とは?
福島県内を巡る公道ロードレースシリーズです。
2017年11月に、LinkTOHOKUと葛尾村で開催した、
全国でも有数の距離・アップダウンを誇る、【ツール・ド・かつらお】をきっかけに、
福島民報社が温めていた、福島県内各地の公道ロードレースを、
シリーズ戦としてつなぎ展開する「ツール・ド・ふくしま構想」を具体化したものです。
2021年度は全7戦予定で個人年間総合優勝を競うシリーズ戦として展開します。
参加料は、初心者クラスなら4000円です。また、健康な人なら誰でも参加できるので、比較的参加しやすいレースとなっています。
引用元:ツールド福島ホームページ
2021年【ツール・ド・ふくしま】参戦記録まとめ
1.【ツール・ド・かつらお】
レース情報
開催時期:4月24日~4月25日
開催場所:福島県双葉郡葛尾村
距離:24日 ロードレース 全クラス、33㎞。タイムトライアル 全クラス、11㎞。
25日 ロードレース クラス1、56㎞。クラス2、クラス3、28㎞。クラス4、15㎞。
【ツール・ド・かつらお】は、2日間で3レースを走る、ステージレース形式で行われる、市民が参加できるレースとなっています。
24日は、1週11㎞のコースを時計回りに3週するロードレースと、同コースを反時計回りに1週する個人タイムトライアル。
25日は、国内最高クラスの難易度の村内1週28㎞コースを使用したロードレースが行われます。
こちらは、初心者やジュニア向けに、半周15㎞のクラスもあります。
引用元:ツール・ド・かつらおホームページ
参加した感想 私は、25日のクラス4に参加しましたが、先頭が速すぎでした。結果は、先頭から5分半遅い47人中25位でした。
オススメ度 ★★★☆☆
2021ツール・ド・ふくしま第1戦、『ツール・ド・かつらお』にエントリーしました!
『ツール・ド・かつらお』開催地、葛尾村へのアクセス、オススメルートを福島県民が紹介します!(コンビニ、お店情報あり)
2.【磐梯吾妻スカイラインヒルクライム】
レース情報
開催時期:7月3日~7月4日
開催場所:福島県福島市、3日高湯温泉、4日土湯温泉
距離:3日 ヒルクライム 全クラス14㎞。4日 ヒルクライム 全クラス32㎞。
【磐梯吾妻スカイラインヒルクライム】は、磐梯吾妻スカイラインで初めて開催される、ヒルクライムです。
まるで海外のような景色が広がる、浄土平にまたがる磐梯吾妻スカイラインを自転車で登ります。
土湯温泉側からのコースは、約32kmもあり、開催されれば国内最長距離を更新することとなります。
3日は高湯温泉側からのコース(約14㎞勾配きつめ)で、4日は土湯温泉側からのコース(約32㎞勾配ゆるめ)になります。
引用元:磐梯吾妻スカイラインヒルクライムホームページ
参加した感想 私は、両日ともに40代クラスで参加しましたが、こんなに長い距離のヒルクライムは初めてでしたので、
足が痛くなりながらも、気合で何とか完走しました。
結果は、3日が先頭から約18分遅い82人中71位。4日は、先頭から約39分遅い76人中66位でした。
オススメ度 ★★★☆☆
3.【あぶくま洞ヒルクライム】
レース情報
開催時期:10月10日
開催場所:福島県田村市滝根町
距離: ヒルクライム 1stステージ全クラス5.4㎞。2stステージ全クラス5.1㎞。
【あぶくま洞ヒルクライム】は、1日で性質の変わる、2種類のヒルクライムの合計タイムで競う、考えることが要求されるヒルクライムです。
2020年度から、日本初となる、ボクシング階級=体重別17階級のカテゴリで競う、ちょっと変わったヒルクライムになっています。
「重くてもいいじゃないか!」を合言葉に、基本カテゴリが体重別で分かれていますので、
体重が重い方にも優勝のチャンスがあるのが特徴です。
引用元:あぶくま洞ヒルクライムホームページ
参加した感想 私は、ミドル級で参加しました。距離は短いですが、勾配が急なため気合で登りました。
結果は、先頭から13分半遅い7人中6位。登りでスピードが出ないので、安心して走りきることが出来ました。
オススメ度 ★★★★★
2021ツール・ド・ふくしま第4戦、『あぶくま洞ヒルクライム』エントリーしました!エントリー方法の紹介もしてます
2021ツール・ド・ふくしま第4戦、『あぶくま洞ヒルクライム』開催地阿武隈洞への行き方を、福島県民が解説します。最寄りのコンビニ、食事所、観光、グルメ情報もあり。
4.【小野こまちサイクルロードレース】
レース情報
開催時期:11月3日
開催場所:福島県田村郡小野町
距離: ロードレース クラス1、70.5㎞。クラス2、47.5㎞。クラス3、47.5㎞。
クラス4、女子、50歳以上、24.5㎞。小学生、13.0㎞。
個人タイムトライアル 2週部門、23㎞。1週部門、11.5㎞。
【小野こまちサイクルロードレース】は、福島県内各地の公道で行われる、
【ツール・ド・ふくしま】シリーズの1戦として、福島県田村郡小野町で行われるロードレースです。
また、東日本地区の小中学生が集まる大会に位置付けられており、
小学生と中学生はご招待(無料参加)となっているのが特徴です。
引用元:小野こまちサイクルロードレースホームページ
参加した感想 私は、クラス4に参加しましたが、先頭が速すぎでした。結果は、先頭から8分半遅い54人中38位でした。
オススメ度 ★★★★☆
2021ツール・ド・ふくしま第3戦『小野こまちロードレース』にエントリーしました!エントリー方法の紹介もしてます
2021ツール・ド・ふくしま第3戦『小野こまちロードレース』、開催地こまちダムへの行き方を、福島県民が説明します。最寄りのコンビニ、食事所、観光、グルメ情報もあり
5.【ツール・ド・はなわ】
レース情報
開催時期:2022年3月20日
開催場所:福島県白川郡塙町
距離: ロードレース クラス1、70㎞。クラス2、47㎞。クラス3、32㎞。
クラス4、女子、45歳以上、17㎞。
【ツール・ド・はなわ】は、湯遊ランドはなわをスタートして、1週7.7㎞のコースを周回するロードレースです。
平成30に開催された【ツール・ド・はなわ】をきっかけに、【自転車のまち塙町】を根付かせるための様々な活動が展開されています。
引用元:ツール・ド・はなわホームページ
参加した感想 私は、クラス4に参加しましたが、途中から先頭集団から離されてしまい、結果は、先頭から4分26秒遅い、23人中14位でした。
オススメ度 ★★★☆☆
まとめ
初心者向けの、ロードレース参戦に適したロードバイクは、
フレーム素材がアルミで、コンポーネントが105の、値段が15万円~20万円のもの。
初心者にオススメのレースはヒルクライム。
理由は、速度も遅いので比較的安全だから。
【ツール・ド・ふくしま】とは?
福島県内を巡る公道ロードレースシリーズ。
比較的参加しやすいレースとなっている。
【ツール・ド・ふくしま】で、初心者に一番オススメできるレースは、【あぶくま洞ヒルクライム】。
理由は、最寄りの駅や、高速道路のインターチェンジからそんなに離れていないこと。
登り坂でスピードが出ないので、比較的安全であること。
足切りがなく完走しやすいことから、初めて参加するレースに適しています。
【ツール・ド・ふくしま】シリーズは、
参加料が安くて、参加資格も厳しくないので、
とても参加しやすく、ロードレース初心者にオススメです。
特に、【あぶくま洞ヒルクライム】は、
比較的安全に参加できるのでオススメです。
しかし、初心者クラスでもレベルが高いことから、
しっかりと練習を積んでから参加されることをオススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。