Zwif(ズイフト)が人気なので、「これから始めたい!」と思っている
Zwiftを始めるためには、なにをどう準備したらいいかわからない
自宅でヴァーチャルライドを楽しむことができるZwift(ズイフト)が、
最近人気があると聞いて、気になっているが、始めるためには何をどう準備したらいいかわからなくて、
Zwift(ズイフト)を始められないケースが非常に多いです。
そこでこの記事では、Zwift(ズイフト)を始めるために必要なものや、各種設定方法などを解説します。
また、普段使っているスマホなどを利用して、なるべく費用を抑えた方法も紹介します。
この記事を読めば、Zwift(ズイフト)の始め方が分かり、天気が悪くて外を走れない週末でも、
仲間や世界中のサイクリスト達と、ヴァーチャルライドを楽しむことができるようになりますので、
ぜひ最後まで読んでいってください。
- 1 Zwiftに必要な物9選!アパートでの使用環境を紹介
- 2 Zwift(ズイフト)は、今あるスマホや自転車で簡単に始められる
- 3 Zwif(ズイフト)は、ヴァーチャルライドを楽しんだり、効率的にトレーニングできるアプリ
- 4 Zwift(ズイフト)をプレイするのに必要なもの
- 5 【本格的にプレイ】Zwift(ズイフト)対応スマートトレーナーを用意しよう!
- 6 【とりあえず始めたい】パワーメーターorスピードセンサーでプレイする方法
- 7 ロードバイクを持っていない人向け、【フィットネスバイク】で手軽に始める
- 8 【Zwift(ズイフト)に接続できない】勘違いしやすい点まとめ
- 9 画面スタイルいろいろ
- 10 まとめ
Zwiftに必要な物9選!アパートでの使用環境を紹介
私は、サラリーマンサイクリストなので、お金がかけられないから、低コストでZwif(ズイフト)をしています。
あくまで一例にしか過ぎませんが、自分がzwift(ズイフト)で使用しているもの(環境)を紹介します。
1.自転車(普段乗っているロードバイクでOK)
まずは、漕ぐための自転車が必要となります。
室内用でもう一台準備するのは、金銭的に余裕がないので、
私は、普段外で乗っているロードバイクを使用しています。
2.スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)
自転車を固定して走るためのローラー台も必須です。
ローラー台にはいろんな種類がありますが、やはりおすすめは、ダイレクトドライブ式固定ローラーのスマートトレーナーです。
スマートトレーナーはbluetoothなどを利用して、スマホやタブレット、パソコンなどと接続でき、
パワーメーターやケイデンスセンサーも内蔵されているため、別でセンサー類を購入する必要がないので経済的です。
3.スプロケットとスプロケット取り付け工具
スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)は、ロードバイクの後輪を外し、
チェーンをローラー台本体のスプロケットに固定するタイプのローラー台です。
しかし、スマートローラーには、ロードバイクとつなげるためのスプロケットは、
基本的には付属していませんので別途用意が必要になります。
また、あわせてスプロケットを取り付けるための取り付け工具も必要ですので、忘れずに準備しましょう。
4.iPhone(普段使っているものでOK)
Zwift(ズイフト)は、スマートフォン、タブレット、PCなどで利用ができますが、1番気軽で経済的なのがスマートフォンです。
私は、普段使っているiPhoneをそのまま利用しています。
5.モニター(自宅にあるテレビでOK)
iPhoneと自宅のテレビをケーブルで繋げば、大画面でzwift(ズイフト)を楽しむことができるので
zwift(ズイフト)のためにわざわざタブレットを買う必要がなく経済的です。
6.iPhoneの映像をテレビで見るためのアダプタ
最初はiPhoneでzwift(ズイフト)をしていましたが、画面が小さいので、
自宅のテレビを活用できないものかと考えました。
考えた結果、購入したのがHDMIケーブルへの変換ができるアダプタです。
このアダプタを使用することで、iPhoneと自宅のテレビを繋げられるので、
テレビの大画面でzwift(ズイフト)を楽しむことができます。
7.Zwift(ズイフト)アプリと月額利用料金
Zwift(ズイフト)アプリはiOS / Androidのほかに、Windows / Mac用があります。
利用料は1アカウントあたり月額¥2.400円(14日間の無料トライアルあり)となっています。
※2024年5月現在
また、Zwif(ズイフト)のプレイにはインターネット接続が必須です。
8.専用マット(騒音や振動対策)
スマートローラーを室内で使用すると、騒音や振動が出るので、
防音、防振対策で、専用マットや防振マットが必要になります。
9.扇風機、スウェットカバー(汗対策)
室内でスマートローラーを使用すると、汗を大量にかくので、
汗対策で、スウェットカバー、扇風機または、工業用扇風機が必要です。
Zwift(ズイフト)導入にかかった費用は約15万円前後
Zwift(ズイフト)を導入するのに、かかった費用のほとんどがスマートローラーの購入で、
エクスプローバ ノザVの購入に約12万円ほどかかりました。
12万円の高額スマートローラーを選んだ理由としては、
・アパートやマンションでも使用できる静かなローラー台が欲しかった
・自動負荷機能付きで、ヴァーチャルライドをより楽しむことができるから
・Zwift(ズイフト)をより楽しむために、グループライドやレースに参加できる、高性能なスマートローラーが欲しかった
・スマートローラー、スマホ、Zwift(ズイフト)アプリの連動が一番簡単だったから
私は、単身赴任で、アパートに引っ越すことになったので、
アパートでも使用できる静かなローラー台だったことが決め手となりました。
Zwift(ズイフト)は、今あるスマホや自転車で簡単に始められる
Zwift(ズイフト)は、今現在室内でローラー台に乗っている方なら、
かなり費用を抑えて始めることができます。
Bluetoothで接続できるスピードセンサーを、リヤホイールに装着して、
今あるスマホで、Zwif(ズイフト)アプリをダウンロードして連動すれば、
スピードセンサーのみでもプレイは可能なので、新たにスマートローラーを購入する必要がありません。
この方法だと、自転車やローラー台、マットや扇風機、スマホなど今あるものを使用できるので、
実質スピードセンサーの購入費用だけで始ることができ、一番手っ取り早くプレイする方法となっています。
アパートやマンションで使うならスマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)がオススメ
アパートに引っ越して約1年間、スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)を使用しましたが、
ご近所がらクレームがくることはありませんでした。
スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)を使用してみた感想は、
タイヤドライブ式固定ローラー、3本ローラーどちらも使ってきた身としては、静かさに感動しました。
戸建てで3本ローラーを使用していた時は、うるさすぎてイヤホンをして動画やアニメを観ながら使用していましたが、
スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)は、イヤホンなしでもテレビや周りの音が聞こえるほど静かです。
今まで気にならなかった、チェーンがまわる音や変則時の音の方が大きいくらいです。
Zwif(ズイフト)は、ヴァーチャルライドを楽しんだり、効率的にトレーニングできるアプリ
Zwift(ズイフト)は、世界トップクラスのオンライン対話型サイクリングゲームです。
2014年の公開以来、160万人ものサイクリストがZwift(ズイフト)上で累計10億kmを超える距離を走破しています。
Zwift(ズイフト)のコースと世界
Zwift(ズイフト)では3つのワールドが選択できます。
Watopia(ワトピア)は、毎日ライドが可能ですが、そのほかの二つのワールド(ゲストワールド)は、
カレンダーのスケジュールに合わせてローテーションします。
ローテーションは毎月異なるため、お気に入りのワールドでライドをしたいのであれば、
カレンダーをチェックしてローラー台トレーニングのスケジュールを決めましょう
現在は以下のコースが使用可能です。
・Watopia(ワトピア)
Zwift(ズイフト)上の架空の島であるワトピアは、さまざまな標高差と距離のルート50種を備え、
・Richmond(リッチモンド)
リッチモンドは、アメリカ合衆国の東海岸、バージニア州にあるコースです。
2015年にUCIロード世界選手権のために設計されたコースで、海岸線の美しい景色を楽しみながらサイクリングできます。
・London(ロンドン)
ロンドンでは、ボックスヒルやリースヒルなど大人気の上りを走行できますが、
・Innsbruck(インスブルック)
インスブルックは、オーストラリアの観光地で、 UCIロード世界選手権2018のコースに設定されたことのある山岳コースです。
体重が軽い人には有利な場所で、クライマー向けコースとなっています。
・Yorkshire(ヨークシャー)
ヨークシャーは、イギリスの街を舞台にした、2019年UCIロード世界選手権の最終周回コースです。
・Makuri Islands(マクリ島)
マクリ島は、日本をモチーフにしたオリジナルのコースです。
日本文化にインスパイアされたノスタルジックな田舎の風景が舞台となっています。
・Scotland(スコットランド)
スコットランドは、2023年UCI自転車世界選手権大会の開催地であるグラスゴーと、
その周辺地域の景観をモデルにしたもので、壮大な自然の美しさを体感することができるコースとなっています。
・New York(ニューヨーク)
ニューヨークは、100年後の未来のニューヨークをイメージして作られたマップで、
セントラルパークを中心に、様々なルートが用意されています。
地上高く架け渡るガラスの高架道路を走り抜けることができたり、現実離れしたニューヨークの世界を堪能できます。
・Paris(パリ)
パリは、パリ市街やシャンゼリゼ通りなど、数々の有名レースのスタート/ゴール地点となった大舞台を走るコースです。
サイクリスト憧れの、ツールドフランスのコースなので、憧れの選手に近づけた気分になれます。
・France(フランス)
フランスは、ツールドフランスの難所であるMont Ventoux(モンヴァントゥ)がモデルになっているコースです。
Zwift(ズイフト)内で最も過酷なヒルクライムコースとなっていますが、景色は非常に絶景で、楽しいサイクリングを楽しむことができます。
Zwift(ズイフト)のグループライドとレース
Zwif(ズイフト)内ではレース、グループライドなどのイベントが毎日開催されています。
Zwif(ズイフト)のグループライドは、多い時は100人以上のライダーと走ることができ、
実走と同じようにドラフティングが効きますので、自分自身が受ける空気抵抗が少なくなり、
一人で走るよりも、楽に早く長距離を走ることができます。
やり方としては、Zwift(ズイフト)にログインすると、スケジュールが組まれたライドおよびレースの一覧が表示されるので、
表示されたイベントの1つをクリックして、希望の強度(A~D)を選択すれば参加できます。
・参加強度目安一覧表
カテゴリー | 脚力(PWR) | 参加者目安 |
A | 4.0w/kg以上 | 上級者向け |
B | 3.2~3.9w/kg | 中級者向け |
C | 2.5~3.1w/kg | 脱初心者向け |
D | 2.4w/kg以下 | 初心者向け |
一方、Zwif(ズイフト)のレースは、脚力(PWR)ごとにA~Eまでカテゴリーが分かれており、順位を競うものになっています。
Zwif(ズイフト)のレースは人気が高く、世界中の人がデータ分析や戦略を練っているので、勝つのは簡単ではありません。
また、Zwif(ズイフト)のレースで勝つにはパワー以外にテクニックが必要で、パワーアップアイテムの有効活用など、
特殊性を理解してレースに臨まないと勝利は難しいです。
Zwift(ズイフト)をトレーニングツールとして使用するには
Zwif(ズイフト)は、外を走れない時にサイクリングを楽しむというイメージが強いですが、実はベーストレーニングとしても優秀で、
天候や時間などの制約を受けることなく、通年でトレーニングができるようになります。
また、レースやワークアウトで高強度トレーニングを行うことができますし、
あまり負荷をかけないでZwiftワールドをポタリングすれば、低強度のトレーシングになります。
Zwift(ズイフト)内には、ユーザーの脚力向上に役立つさまざまなトレーニングプランがあらかじめ用意されてるので、
ぜひ、こうしたトレーニングプランで自分の力を高めていきましょう。
Zwift(ズイフト)をプレイするのに必要なもの
まずZwif(ズイフト)をプレイするために、必要なものを確認しましょう。
不慣れな方もいらっしゃると思いますので、分かりやすく解説したいと思います。
迷わず準備できる必要なもの
自転車
まずは、漕ぐための自転車が必要となります。
室内用でもう一台準備すると費用がかかるので、普段外で乗っているロードバイクを使用してもOKです。
Zwift(ズイフト)アプリと月額利用料金
Zwift(ズイフト)アプリはiOS / Androidのほかに、Windows / Mac用があります。
利用料は1アカウントあたり月額¥2.400円(14日間の無料トライアルあり)となっています。
※2024年5月現在
また、Zwif(ズイフト)のプレイにはインターネット接続が必須です。
専用マット(騒音や振動対策)
ローラー台を室内で使用すると、騒音や振動が出るので、
防音、防振対策で、専用マットや防振マットが必要になります。
扇風機、スウェットカバー(汗対策)
ローラー台を室内で使用すると、汗を大量にかくので、
汗対策で、スウェットカバー、扇風機または、工業用扇風機が必要です。
種類で接続方法が変わる必要なもの
ここでは、ちょっと複雑なんですが、接続方法で変わる必要なものを解説します。
送信機と受信機の通信規格について
Zwift(ズイフト)で必要なデータを送受信するための機械と聞くと難しそうに感じますが、
送信機は、普段使っているサイコンのスピードセンサーやパワーセンサー、スマートローラーなどのことを指します。
受信器は、送信機がANT+の場合は専用の機器を使うことで受信ができます。
Bluetoothの場合は、Zwift(ズイフト)アプリで受信ができます。
Zwift(ズイフト)アプリはiPhone、Androidのどちらでも使えます。
以下の対応表をご覧ください。
・Zwif(ズイフト)対応送信機、受信機一覧表
送信機 | 送信(通信規格) | パソコン(Windows)で受信 | パソコン(mac)で受信 | iPad、iPhone、Android端末で受信 |
スピードセンサー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
スピードセンサー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)トアプリで直接受信 |
パワーセンサー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
パワーセンサー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)アプリで直接受信 |
スマートローラー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
スマートローラー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)アプリで直接受信 |
ローラー台
・スマートローラー
スマートローラーでZwif(ズイフト)をする場合は、スプロケットとスプロケットを取り付ける工具が必要です。
スマートトレーナーはbluetoothを利用して、スマホやタブレット、パソコンなどと接続でき、
パワーメーターやケイデンスセンサーも内蔵されているため、別でセンサー類を購入する必要がないのがメリットです。
・クラシックローラー
クラシックローラーでZwif(ズイフト)をする場合は、スピードセンサー、パワーセンサーなどセンサー類が必要です。
また、ほとんどのスマートローラーは、Zwif(ズイフト)の場面に合わせて負荷が自動で変わりますが、
クラシックローラーでは、手動で負荷を変更する必要があるため、ライドの没入感にかけるのがデメリットです。
デバイス(スマホ、パソコン、タブレットなど)
・スマホ、タブレット、パソコン(Mac)
iPhoneやiPad、パソコン(Mac)でZwif(ズイフト)をする場合は、インターネット環境が整っていれば、
Zwif(ズイフト)アプリのみで接続が可能なので、簡単にZwif(ズイフト)を始めることができます。
もし、小さい画面が見ずらいなら、テレビと接続するケーブルを準備すれば、
大画面でZwif(ズイフト)をプレイすることができます。
・パソコン(Windows)
パソコン(Windows)でZwif(ズイフト)をする場合は、ANT+対応のUSBスティックが必要になります。
USBポートに差し込むと使うことができるもので、さまざまなものが市販されていますが、
購入する際にはZwift(ズイフト)がしっかり動作するか商品情報やレビューを確認しましょう。
Zwif(ズイフト)対応端末、対応モデル・バージョン
Zwif(ズイフト)ができる端末は、PCだけでなくスマホ、タブレット、スマートTVなど様々な端末でプレイ可能ですが、
モデルやバージョンが古いと対応していない場合があるので、手持ちの端末の動作環境を確認しましょう。
・Zwift(ズイフト)対応端末、対応モデル・バージョン一覧表
対応端末 | 対応モデル・バージョン |
iPad | 対応モデルはiPad Pro、iPad Air2かそれ以降のもの、iPad mini 4かそれ以降のもの。iOSのバージョンは13.0以上。 |
iPhone | 対応モデルはiPhone 6S、iPhone SEかそれ以降のもの。iOSのバージョンはiPadに同じく13.0以上。 |
AppleTV | 第4世代以降に対応。 |
Android | Android端末の場合は、OSがAndroid 9.0かそれ以降に対応。 |
PC(OSはmac) | OS10.14.4以上に対応。最低スペック/推奨スペックあり。 |
PC(OSはWindows) | Windows 10(64bit)以上に対応。最低スペック/推奨スペックあり。 |
【本格的にプレイ】Zwift(ズイフト)対応スマートトレーナーを用意しよう!
スマートトレーナーとは、対応するアプリ等と連動し、自動で負荷が変わるもので、
Zwift(ズイフト)に対応するスマートトレーナーとペアリングすれば、よりリアルな走行感を楽しむことができます。
Zwift(ズイフト)対応スマートトレーナーを確認したい時はこちら→ZWIFT SUPPORT Zwift対応トレーナー
ほとんどのスマートトレーナーは、BluetoothとANT+の両方の通信規格での通信が可能なので、
Bluetoothでは、PC(mac)/iPad/iPhone/Android端末とペアリングできます。
ANT+では、 PC(Windows)端末とペアリングできますが、その場合、「ANT+ドングル」という機器が必要になるので注意が必要です。
さらに、高い実走感でヴァーチャルライドをしたいなら、Wahoo「KICKR CORE + CLIMB」がオススメです。
WahooのKICKR COREの性能もちろん高いのですが、他のスマートローラーと比べると、周辺機器が充実しています。
屋内勾配シミュレーターのキッカークライムを導入すれば、物理的な傾斜を加えることができ、
・最大20%の上り坂と10%の下り坂に合わせて自転車をすばやく昇降させることができ、ヴァーチャルコースが、かつてないほどリアルに再現できる。
・KICKR CLIMBは物理的にバイクの位置を調整するので、ライダーはリアルなロードや山上りを疑似体験できる。
・室内で自然に自転車のポジションを変えることができ、登坂筋を鍛え、ペダリングテクニックを向上させることができる。
等の効果が期待でき、真に没入感のあるライド体験をすることができます。
ほかにもヘッドウィンドをプラスすれば、画面の速度に合わせて風量が変わり、さらに高い実走感にもつながります。
また、最大風速48kphの冷却効果により、過酷なトレーニングも快適に行うことができ、暑さ対策にも使えます。
【とりあえず始めたい】パワーメーターorスピードセンサーでプレイする方法
せっかくZwift(ズイフト)をするなら、リアルな走行感を楽しむことができる、スマートトレーナーを使うのが望ましいですが、
クラシックトレーナー(普通の固定式ローラー台、3本ローラー台など)に乗り、
パワーメーターかスピードセンサーのみを使って、Zwift(ズイフト)することも可能です。
とりあえず、今あるもので費用を抑えてZwift(ズイフト)がプレイしたい人向けの方法になります。
今あるものを利用できるので、費用を抑えつつすぐに始められるのがメリットですが、
負荷が自動で変わらずプレイ感に乏しいので、リアルな走行感を楽しめないことがデメリットです。
パワーメーター、スピードセンサーどちらも同様ですが、BluetoothとANT+のどちらか一方の通信規格でしか通信できないので、
Bluetoothなら、PC(mac) か、iPad/iPhone/Android端末とペアリングできます。
ANT+なら、PC(Windows) にANT+ドングルを使ってペアリングが可能です。
Zwift(ズイフト)の世界では出した出力によって速度が決まるので、パワーメーターなら正確な速度でのプレイが可能ですが、
スピードセンサーのみだと、Zwift(ズイフト)世界での速度が完全に正確にはならないのが難点です。
ロードバイクを持っていない人向け、【フィットネスバイク】で手軽に始める
Zwift(ズイフト)をするなら、本来なら、ロードバイクといった高価な自転車を、
これまた高価なスマートローラーに取り付けて、プレイするものですが、
それだと、自転車とローラー台だけでも最低構成で20万円以上かかってしまいます。
そこで、ロードバイクを持っていない方におすすめなのが、フィットネスバイクでZwift(ズイフト)をすることです。
Zwift(ズイフト)対応のフィットネスバイク なら、これ一台でバーチャルトレーニングアプリに対応できるので、
10万円以下でZwift(ズイフト)を始めることが可能です。
中でもおすすめなのが、zepan&nexgim AI フィットネスバイクMG03になります。
おすすめのポイントは、
・【アプリ搭載】EXGIM専用アプリをインストールすれば、さまざまなエクササイズ・レッスンをすることができます。
また、全てのサイクリングアプリに接続可能で、簡単にヴァーチャルライドを楽しむことができます。
・【電磁負荷式を採用】運動時はほぼ無音なので、夜中でも気にせず使える超静音タイプのフィットネスバイクです。
・【FTP体力テスト機能搭載】FTPテストで、自分に合った運動強度とトレーニングメニューを作成してくれます。
・【自動負荷調整機能】アプリでさまざまなコースを走る際、自動負荷調節機能が道の勾配に合わせてペダルの重さを調節してくれるので、
臨場感あるリアルな走行が楽むことができます。
【Zwift(ズイフト)に接続できない】勘違いしやすい点まとめ
・ポイント1,どのデバイスが何の通信規格で接続できるか
一番勘違いしやすいポイントは、やはり送信機と受信機の通信規格についてだと思います。
私がオススメするのは、iPhoneとスマートローラーをBluetoothで接続する方法です。
この方法が勘違いなく一番簡単に接続することができるので初心者の方に特にオススメです。
下記の一覧表で、Zwift(ズイフト)対応送信機、受信機の通信規格をまとめましたので参考にしてみてください。
Zwif(ズイフト)対応送信機、受信機一覧表
送信機 | 送信(通信規格) | パソコン(Windows)で受信 | パソコン(mac)で受信 | iPad、iPhone、Android端末で受信 |
スピードセンサー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
スピードセンサー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)トアプリで直接受信 |
パワーセンサー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
パワーセンサー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)アプリで直接受信 |
スマートローラー | ANT+ | USB ANTスティックが必要 | USB ANTスティックが必要 | 接続不可 |
スマートローラー | Bluetooth | 接続不可 | Zwiftコンパニオンアプリ経由で受信 | Zwift(ズイフト)アプリで直接受信 |
・ポイント2,Zwift(ズイフト)をプレイするのにサイクルコンピュータは不必要
勘違いしやすいポイント2つ目は、Zwift(ズイフト)をプレイするのにサイクルコンピューターは必要ないことです。
正しい | スマートトレーナー→パソコン(Mac)、iPad、iPhone、Android端末 | |
正しい | パワーメーターorスピードセンサー→パソコン(Windows) |
このように、スマートトレーナーや、パワーメーターorスピードセンサーから、
直接Zwift(ズイフト)動作デバイスとペアリングされるので、サイクルコンピュータはZwift(ズイフト)のプレイには不要です。
間違い | スマートトレーナー → サイクルコンピューター → パソコン(Mac)、iPad、iPhone、Android端末 | ||
間違い | パワーメーターorスピードセンサー → サイクルコンピューター → パソコン(Windows) |
ですので、このように、スマートトレーナーやパワーメーターorスピードセンサーから、
サイクルコンピュータ経由でZwift(ズイフト)動作デバイスに、ペアリングする考え方は誤りです。
・ポイント3,Bluetoothでペアリングできない!失敗例
勘違いしやすいポイント3つ目は、Bluetooth接続がどうしてもできないことです。
実は、Bluetoothは一つの機器とペアリングされると他の機器とペアリングされない性質があり、
例えば、スマートトレーナーがサイクルコンピュータとペアリングされていて、
Zwift(ズイフト)動作デバイスとペアリングされないという失敗例が意外と多いです。
そのような場合は、他のデバイスにペアリングされていないか確認し、
もし他の機器とペアリングされている場合は、そのペアリングを解除してからもう一度やり直してみてください。
画面スタイルいろいろ
Zwift(ズイフト)画面スタイル一覧表
スタイル | 説明 | 画面サイズ | おすすめ度 | |
パターン① | スマホ+テレビ | HDMIケーブルへの変換ができるアダプタで、スマホと自宅のテレビを繋ぎプレイするスタイルです。画面が大きい分よりリアリティが増します。 | 大 | ◎ |
パターン② | PC | PC(ノートパソコン)を何らかの台に乗せてプレイするスタイルです。13インチくらいのサイズであれば、結構見やすくプレイしやすいです。 | 中 | ○ |
パターン③ | iPadまたはAndroidタブレット端末 | iPadかAndroidタブレット端末を何らかの台に乗せるスタイルです。悪くはないのですが、結構自分に近づけないと見づらいです。 | 中 | △ |
パターン④ | iPhoneまたはAndroidスマートフォン | iPhoneかAndroidスマートフォンを何らかの台に置いてプレイするスタイルです。さすがに小さすぎて見づらいです。 | 小 | × |
私がオススメする方法は、パターン①のスマホ+テレビです。
何と言っても、スマホもテレビも、今あるものを使用できるので、
初期費用がほとんどかからないのがメリットです。
スマホとテレビを繋ぐためには、HDMIケーブルへの変換ができるアダプタが必要ですが、
数千円で買えるので、コスパ良くZwift(ズイフト)を楽しむことができるようになります。
まとめ
今あるものを最大限に活用して、なるべく費用をかけないようにしたZwift(ズイフト)環境を紹介しました。
また、アパートでの使用なので、騒音や振動対策も考慮して環境を整えた結果、苦情はありませんでした。
結論から言うと、以下の9つのものがあれば、アパートでも問題なく毎日Zwift(ズイフト)をすることができます。
1.自転車(普段乗っているロードバイクでOK)
2.スマートローラー(ダイレクトドライブ式固定ローラー)
3.スプロケットとスプロケット取り付け工具
4.iPhone(普段使っているものでOK)
5.モニター(自宅にあるテレビでOK)
6.iPhoneの映像をテレビで見るためのアダプタ
7.Zwift(ズイフト)アプリと月額利用料金
8.専用マット(騒音や振動対策)
9.扇風機、スウェットカバー(汗対策)
あくまでも1例ではありますが、以上の9つのものがあれば,
天気が悪くて外を走れない週末でも、仲間や世界中のサイクリスト達と、
ヴァーチャルライドを楽しむことができるようになりますので、
ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、ロードバイクの室内トレーニング向けのローラー台を紹介しています。
気になった方はぜひご覧ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。