- 新型シエンタにロードバイクは積めるのか知りたい
- ちょっと遠出して普段走った事がない道を走りたい
私は、新型シエンタの5人乗りを購入して、普段使いから、自転車を載せて遠征したり、車中泊してみたり、実際に使用しています。
そこでこの記事では、新型シエンタにロードバイクをバラさずに車載できるのか検証します。
また、スタンドやアシストバーを使用した固定方法や、
遠征先で仮眠などができる方法なども紹介します。
この記事を読めば、気軽に遠征できるようになり、
「次はどこに行こう」と遠征の計画をウキウキしながら考えたり、
楽しく充実した毎日がおくれるようになります。
シエンタはコンパクトサイズのミニバンだが、サイクリスト目線で見ても使い勝手がいい
新型シエンタ5人乗りは、5ナンバーのコンパクトサイズながら、
ロードバイクを分解しないで積める、高さと広さを兼ね備えています。
ちょっと遠征して、普段走ったことがない峠を走りたい時に便利で、
2列目シートを倒すことで生まれる、2メートルを超える室内空間が魅力です。
ロードバイクを2台バラさずに積むことができますし、
ロードバイク1台積みなら、マットや寝袋をひいて仮眠や車中泊も可能です。
シエンタの使い方としては、レースやイベントに参加するのにとても便利です。
私の場合は、嫁さんと嫁のお母さんと3人暮らしなので、
2列目シートを片方倒せば、ロードバイクを1台積んで、家族みんなで出かけることができます。
私は、レースやイベントに参加し、二人は観光や温泉などを楽しんでいます。
また、ハイブリット車のオプションではありますが、
1500ワットまで使用できるコンセントの装着ができることから、
ちょっとした家電も使用できるので、仮眠や車中泊も問題なくできる仕様になっています。
2列シートのほうが圧倒的にラゲッジルームが広く使いやすい
新型シエンタには、2列シートの5人乗り仕様と、3列シートの7人乗り仕様があります。
どちらもシートを倒すことで、広い荷室を確保することができますが、
2列シートの5人乗り仕様の方が室内拡張面積が広くなっていて、
ロードバイクをバラさずに積むことが可能なため、自転車乗りなら、
5人乗りがおすすめです。
・シートアレンジ、荷室の広さ(長さ)5人乗り7人乗り比較表
荷室長さ | 荷室幅 | 荷室高さ | |
2列シート仕様5人乗り | 2,045㎜ | 1,265㎜ | 1,055㎜ |
3列シート仕様7人乗り | 1,545㎜ | 1,265㎜ | 1,105㎜ |
高さも十分!ロードバイクがそのまま乗る!
新型シエンタ2列シートの5人乗りは、荷室高さが1.055mmなので、
ロードバイクをバラさずにそのまま積むことができます。
実際にロードバイクを乗せてみると、ハンドル部分はかなり余裕があります。
ロードバイクのサドルは、高めに設定されていることもあって、少しギリギリですが、
移動中に天井にぶつかることはありませんでした。
必要に応じて空間をカスタマイズできる
2列目シートの片側を倒すことで、ロードバイクを1台積んでも3名乗車可能なので、
家族3人でレースやイベントを楽しむことができます。
例えば、お子さんがレースに参加するときは、夫婦2人で応援に行くことが可能です。
また、2列目シートの両側を倒せば、遠征した時などに、
片側にロードバイクを乗せたままマットや寝袋・シュラフをひくことができます。
例えば、レースやイベントに参加して疲れた時や、遠征の運転でちょっと休みたいときは、
マットをひいて仮眠したり、寝袋・シュラフをひけば、車中泊も可能です。
→別記事 ワークマンのマット、寝袋、ランタンを使って車中泊してみました。
実際にロードバイクをそのまま載せてみた
友人とのサイクリングにも!トヨタ・シエンタは、ロードバイク2台がそのまま載る!
友達や夫婦2人で、遠征先でサイクリングをしたいなら新型シエンタ5人乗りはちょうどいい車です。
2列目シートを倒せば、ロードバイクを2台乗せることができるので、
2人でレースやイベントに参加して楽しむことができます。
ロードバイクとクロスバイクの2台を積み込むことも可能です。
一応、前輪を外すなどすれば、ロードバイクを3台積むことも可能ですが、
私がオススメする、スタンドやアシストバーで固定する方法だと2台がベストです。
スタンド、アシストバーで簡単に固定
今回は、ノグチ YC‐97ディスプレ-スタンド、ミノウラディスプレイスタンド、
ゴリックス 室内サイクルスタンド L字型、CXWXC RC-2853 サイクルスタンド折り畳み式、
ミノウラ ABS-10アシストバーの5点を使ってみて比較検証しました。
結論は後輪をスタンド(ノグチ YC‐97ディスプレ-スタンド)で固定し、
アシストバー(ミノウラ ABS-10アシストバー)で、2列目シートの持ち手とハンドルを固定することで、
ロードバイクをそのまま積み込めて、走行中も問題なく固定させることが出来ました。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ロードバイク用ディスプレイスタンド ノグチ YC‐97レビュー
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ロードバイク車載の必需品、【ミノウラ ABS-10アシストバー】レビュー
ミノウラディスプレスタンドは、軽くゆすってグラグラ揺れるので使用不可でした。
ゴリックス 室内サイクルスタンド L字型は、
折り畳むことが可能で、使用しないときはコンパクトに収納できますが、
ロードバイクをまっすぐ積もうとすると、タイヤの前に抑えが来るので、
荷室長さが足りず、車のシートのにぶつかってしまいます。
斜めに積めば使用可能ですが、それだとロードバイクを2台積むことが出来なくなるのでいまいちです。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ロードバイク用スタンド、【ゴリックス室内サイクルスタンドL字型】レビュー
CXWXC RC-2853 サイクルスタンド折り畳み式は、
折り畳むことが可能で、使用していないときはコンパクトに収納できますが、
ロードバイクをまっすぐ積もうとすると、タイヤの前に抑えが来るので、
荷室長さが足りず、車のシートのぶつかってしまいます。
斜めに積めば使用可能ですが、それだとロードバイクを2台積むことが出来なくなるのでいまいちです。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ロードバイク用、【CXWXC RC-2853 サイクルスタンド折り畳み式】レビュー
ノグチ YC‐97ディスプレ-スタンドは、抑え部分がタイヤから前に出ないので、
荷室に干渉することなく積み込むことが可能です。
また、折りたためないデメリットはありますが、タイヤがしっかりとホールドされていて、
検証したスタンドの中では一番安定感がありました。
新型シエンタに、ロードバイクをバラさずに積み込もうとすると、
荷室長さがギリギリなため、スタンドがタイヤよりはみ出ると使用するのは厳しいです。
スライドドアも入口が広くて使いやすい
万が一ですが、車の後ろに障害物があって、バックドアからロードバイクを入れられないときは、
最悪スライドドアからもロードバイクを積み込めることができます。
しかし、ハンドル部分が入り口の天井に当たってしまうので、
斜めに入れるなどの工夫が必要です。
まとめ
新型シエンタは、5人乗り仕様限定とはいえ、こんな小さいボディでロードバイクが丸ごと入ってしまいます。
私のように、嫁さんと嫁のお母さんと3人家族の場合は、シエンタは使い勝手が良くて、
2列目シートを片方倒せば、ロードバイクを1台積んで、家族みんなで出かけることができます。
私は、レースやイベントに参加し、二人は観光や温泉などを楽しんでいます。
ロードバイクは積むだけなら3台まで積載可能ですが、乗車人数や固定して遠征することを考えると2台がベストです。
ねこまこんな悩みありませんか? 新型シエンタが気になっているが、2列シート仕様の5人乗りと、3列シート仕様の7人乗りで迷っている! 普段(買い物や子供の送迎)の使い勝手[…]
最後までお読みいただきありがとうございました!