ズイフトをプレイできるスマートトレーナーとなると、どうしても高価なモデルがメインになってくるので、安いモデルも知りたい
スマートトレーナーのモデルの選び方や必要な周辺アイテム、そして現在のトレンドなどが知りたい
ズイフトができるスマートローラーの購入を検討しているが、値段が高くて、種類も多く、
どれを選べばいいのか迷ってしまい、購入をためらってしまうケースが非常に多いです。
そこでこの記事では、スマートローラーの選び方やおすすめの商品を紹介します。
また、初心者でも手が届きやすい、安いスマートローラーのメリットやデメリットも解説します。
この記事を読めば、スマートローラーの選び方やおすすめの商品が分かるので、
自分に合ったスマートローラーを選ぶことができ、
友達や世界中のサイクリストと一緒にズイフトを楽しむことができますので、
ぜひ最後まで読んでいってください。
- 1 【ズイフト対応】静で安いコスパ最強スマートローラー7選
- 2 雨でも夜でも気にすることなく、好きな時に安全に走れるスマートトレーナー
- 3 ローラー台の種類「3本ローラー」と「固定ローラー」
- 4 Zwift(ズイフト〉を楽しむためのローラー台選びのポイント
- 5 ダイレクトドライブ式ローラーの高価格問題について
- 6 Zwift(ズイフト)に必要な環境
- 7 まとめ
【ズイフト対応】静で安いコスパ最強スマートローラー7選
XPLOVA(エクスプローバ)/NOZA V(ノザブイ)
【気になるポイント】
・値段が高い(12~13万円前後)
・カセット(スプロケット)は自分で準備して取り付けが必要
【おすすめポイント】
・騒音レベル58dbの高い静音性を実現し、マンションやアパートでも安心して使用できる
・フロントレッグとリアレッグに4つのラバーフィートとスタビライザーを付け、振動を吸収し、バイク、ライダーへの負担を軽減
・ダンシングの際の横揺れを2.5度まで吸収することができるので、室内トレーニングでも実走感を味わいたい方にオススメ
・フロントレッグを折り畳むことにより収納性がアップし、持ち手を付きなので持ち運びしやすい
WAHOO(ワフー) キッカーコア スマートバイクトレーナー
【気になるポイント】
・値段が高い(12~13万円前後)
・カセット(スプロケット)は自分で準備して取り付けが必要
・コンセント形状は3本タイプなので、日本の一般的なコンセントで使うには変換アダプタが必要との口コミあり
・重いが、持ち手が無いので運びにくいとの口コミあり
【おすすめポイント】
・後輪を外して使用するダイレクトドライブ式なので、タイヤ・ホイールの消耗と、ホイールの振動による騒音を抑えられる
・マンション等で音を気にされる方におすすめ
・自動負荷モデルで、高精度なパワーメーターを内蔵
・Zwift(ズイフト〉等の様々なトレーニングアプリに対応
・臨場感溢れるトレーニングが行えるので、屋内でも飽きずに練習できる
GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) FLUX 2 Smart スマートトレーナー
出典:Amazon GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) FLUX 2 Smart スマートトレーナー 公式サイト
【気になるポイント】
・値段が高い(14~15万円前後)
・カセット(スプロケット)は自分で準備して取り付けが必要
【おすすめポイント】
・強力な抵抗ユニットと重いフライホイールを備え、最大2000ワットまでの抵抗を増加させることが可能
・FLUX 2 Smartはパワー測定を改善するために再設計され、2.5%の範囲内で信頼性が高く、正確にパワー測定したい方にオススメ
・Zwift(ズイフト〉をはじめ、様々なトレーニングアプリにも対応。コースに合わせて負荷自動で変化するスマートトレーナー
ELITE(エリート) SUITO(スイート)
【気になるポイント】
・最大再現斜度が15%とありますが、12%を超えてくると負荷のかかり方に違和感を感じますとの口コミあり
・梱包は想像よりも大き目で、本体サイズと比較すると大き過ぎな印象との口コミあり
【おすすめポイント】
・本体は静寂性に優れるダイレクト・トランスミッション方式
・超スリムなプロダクトデザインで、省スペースを実現した新設計インタラクティブトレーナー
・シマノ11速カセット(105)付属 ※取付済
・最大再現勾配15%、パワーメーターリンク搭載 、磁気抵抗ユニットによる出力計測(誤差±2.5%)自動負荷調整機能
XPLOVA(エクスプローバ)/NOZA S(ノザエス)
【気になるポイント】
・取手がないので移動が大変との口コミあり
・たためないのでスペースを取るとの口コミあり
・突然負荷が軽くなってペダルがスカスカになることが多いとの口コミあり
・カセット(スプロケット)は自分で準備して取り付けが必要
【おすすめポイント】
・「NOZA S」に採用されたベルトは高い静音性を誇り、騒音レベルはわずか 58 dBで 、図書館でも使えるほど静か
・パワー測定の誤差を2.5%以内という高い精度を実現
・抵抗は最大 2,500 ワットで、最大 18%の傾斜を再現
・他のメーカーに比べて安く、コスパがいい
XPLOVA(エクスプローバ)/NOZA ONE(ノザワン)
【気になるポイント】
・クイックリリース用のアダプタが予め本体に取り付けられているのだが、固くて外せず、六角レンチがねじれて変形してしまったとの口コミあり
・クイックリリース用のアダプタを外すレンチは同梱されていませんとの口コミあり
・カセット(スプロケット)は自分で準備して取り付けが必要
【おすすめポイント】
・振動や雑音を抑える設計により騒音レベルはわずか 58 dBで 、アパートやマンションで利用してもとても静か
・ポータブル性能 単4乾電池2本で約360時間の使用が可能で、ケーブルいらずでどこでも走行が可能
・自動負荷が掛からないので、インドアサイクリング初心者の方でも自分の負荷に合わせて使用できる
・従来のスマートトレーナーと比べると、リーズナブルで初心者でも手軽に購入できる
ELITE(エリート)QUBO FLUID(キューボフルード)
【気になるポイント】
・思ったより負荷があり、すぐにバテテしまいますとの口コミあり
【おすすめポイント】
・バイクの自重によってタイヤをローラーに押し当てることで、実走感の高い自然な負荷がかかる仕組み
・後輪の接地面にあるエラストGELローラーは、従来品との比較で「騒音を50%」「タイヤの摩耗を20%」低減
・別売りのElite Misuro B+センサー(約1万円)を取り付ければ、スマート・トレーナーへのアップグレードが可能
・大型レバーを倒すだけなので、女性でも素早く簡単にバイクの取り付け、取り外しができる
【ズイフト対応スマートローラー】比較一覧表
商品画像 | |||||||
メーカー | XPLOVA(エクスプローバ) | WAHOO(ワフー) | GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) | ELITE(エリート) | XPLOVA(エクスプローバ) | XPLOVA(エクスプローバ) | ELITE(エリート) |
商品名 | NOZA V(ノザブイ) | キッカーコア スマートバイクトレーナー | FLUX 2 Smart スマートトレーナー | SUITO(スイート) | NOZA S(ノザエス) | NOZA ONE(ノザワン) | QUBO FLUID(キューボフルード) |
説明 | ・値段が高い(12~13万円前後) ・騒音レベル58dbの高い静音性を実現 ・ラバーフィートとスタビライザーが振動を吸収し、バイク、ライダーへの負担を軽減 ・横揺れを2.5度まで吸収することができる ・持ち手を付きなので持ち運びしやすい | ・値段が高い(12~13万円前後) ・後輪を外して使用するダイレクトドライブ式 ・高精度なパワーメーターを内蔵 ・Zwift(ズイフト〉などの様々なトレーニングアプリに対応 ・臨場感溢れるトレーニングが行える | ・値段が高い(14~15万円前後) ・最大2000ワットまでの抵抗を増加させることが可能 ・パワー測定誤差が2.5%の範囲内で信頼性が高く正確 ・Zwift(ズイフト〉をはじめ、様々なトレーニングアプリにも対応 ・コースに合わせて負荷が自動で変化する | ・スプロケット付属でコスパが良い(10万円前後) ・本体は静寂性に優れるダイレクト・トランスミッション方式 ・シマノ11速カセット(105)付属 ※取付済 ・最大再現勾配15%、パワーメーターリンク搭載 ・磁気磁気抵抗ユニットによる出力計測(誤差±2.5%) | コスパが良い(8~9万円前後) ・騒音レベルはわずか 58 dBで 、図書館でも使えるほど静か ・パワー測定の誤差を2.5%以内という高い精度を実現 ・抵抗は最大 2,500 ワットで、最大 18%の傾斜を再現 ・他のメーカーに比べて安く、コスパがいい | ・値段が安い(5~6万円前後〉 ・騒音レベルはわずか 58 dBで 、アパートやマンションで利用可能 ・ポータブル性能 単4乾電池2本で約360時間の使用が可能 ・自動負荷が掛からないので、初心者の方でも自分の負荷に合わせて使用できる ・リーズナブルで初心者でも手軽に購入できる | ・値段が安い(センサープラスで4~5万円前後〉 ・実走感の高い自然な負荷がかかる仕組み ・従来品との比較で「騒音を50%」「タイヤの摩耗を20%」低減 ・別売りのセンサーを取り付ければ、スマートトレーナーへのアップグレードが可能 ・女性でも素早く簡単にバイクの取り付け、取り外しができる |
こんな方にオススメ | マンションやアパートでも安心して使用したい方にオススメ | マンション等で音を気にされる方にオススメ | 正確にパワー測定したい方にオススメ | 面倒なスプロケットの取り付けをしたくない方にオススメ | コスパ重視の方にオススメ | インドアサイクリング初心者にオススメ | とにかく費用を抑えたい方にオススメ |
リンク | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp |
雨でも夜でも気にすることなく、好きな時に安全に走れるスマートトレーナー
スマートローラー使用する最大のメリットは、天候や時間に左右されないことです。
私のようなサラリーマンの方は、平日は仕事で忙しくて自転車に乗ることができないし、
せっかくの休日も、雨で自転車に乗れないなんてことも多いですよね?
そんな時にスマートローラーがあると、室内で乗れるので、天気を気にせずにロードバイクに乗ることができます。
また、ウェアやヘルメットなどを装備する必要がないため、
忙しい平日や、隙間時間の短い時間でも、毎日ロードバイクに乗れるため、
本格的なトレーニングからダイエットまで、健康ライフを楽しむことができます。
さらに、スマートローラーは車道を走らないため、交通への配慮がいらないし、
信号ストップなどがなく、時間効率がよいのも魅力です。
また、好きなアニメやドラマ、読書をしながら練習をすることも可能です。
予算や目的に合わせて、自分に合ったスマートローラーを購入しよう
スマートローラーは、各メーカーから様々な種類が出ています。
値段によって性能がピンキリなため、自分の目的によって選ぶべきスマートローラーが変わってきます。
予算が潤沢で本格的にトレーニングがしたいなら、ダイレクトドライブ式
ダイレクトドライブ式のスマートローラーは、静音性・計測精度が高く、パワーメーターも内蔵するため、
トレーニング主体のバーチャルライドには最も適したタイプとなっています。
しかし、高機能のため10万円以上の高価なモデルが多くを占めています。
また、メーカーによって様々なオプションが用意されていて、より実走に近いトレーニングが可能となっています。
例えば、Wahooは拡張性が高く、特に勾配を再現する「KICKR CLIMB」と、
風を再現するスマートファン「KICKR HEADWIND」のオプションが魅力的です。
「KICKR CLIMB」を併用すると、登り+20%・下り-10%の斜面も忠実に再現できるスマートトレーナーとなり、
大風量の「KICKR HEADWIND」と合わせて、インドア環境をアップデートしていきたいサイクリストに最適です。
コストを抑えたい、ダイエットや運動習慣をつくりたいならタイヤドライブ式
タイヤドライブ式のスマートトレーナーは、エントリーレベルのライダーに最適で、
何と言っても、リーズナブルな価格が魅力となっています。
静音性、計測精度、最大出力等はダイレクトドライブ式のスマートローラーに劣りますが、
ほとんどのホビーサイクリストには十分なスペックとなっています。
プロ級の脚力をお持ちの方でしたら、出力したパワーが上回ってしまう可能性もありますので、
迷ったらダイレクトドライブ式のスマートローラーの購入をオススメします。
ローラー台の種類「3本ローラー」と「固定ローラー」
ローラー台の種類は、ロードバイクの後輪を外し取り付ける固定ローラータイプや、
タイヤつけたままのロードバイクをローラーに乗せて漕ぐ3本ローラータイプなどさまざまあります。
ここでは、固定ローラーや3本ローラーにはどんな特徴があって、
どんなメリットデメリットがあるか解説します。
「3本ローラー」は、乗るのにコツがいる&音がうるさい
3本ローラーとは、前輪部に1つ、後輪部に2つの合計3つのローラーの上で、
バランスを取りながらペダルを回す、ロードバイクを固定させないタイプのローラー台です。
バランス感覚やスムーズなペダリングなど、ロードバイク乗りに大切なスキルを身に付けられる反面、
バランスを崩して転倒や落車の恐れがあり、中級者や上級者向けのローラー台となっています。
・3本ローラーのメリット・デメリット比較表
メリット | デメリット |
バランス感覚やスムーズなペダリングが身に付けられる | バランスを取りながら乗れるようになるまで、時間がかかる |
バランスを取りながら乗る必要があるため、実走感があり飽きずらい | 乗れるようになっても、油断して気を抜くと転倒する |
ローラーの回転する音が大きく、かなりの騒音が出る |
固定ローラーは、初心者でもはじめやすく、音も静かなタイプが多い。
固定ローラーは、名前の通りローラー台とロードバイクが固定されているため、
安定感が高く、落車の危険が少ないので初心者の方にオススメです。
また、比較的値段も手ごろながら、負荷調整機能がついていて、
負荷をかけて行うヒルクライムトレーニングなど、脚力を鍛えるトレーニングを行うことができます。
・固定ローラーのメリット・デメリット比較表
メリット | デメリット |
ローラー台とロードバイクが固定されるため、転倒の可能性がない | タイヤにローラーを押し当てるため、タイヤの摩耗が早い |
3本ローラーに対して、ローラーが1個なので、3本ローラーと比較すると静か | ローラー台とロードバイクが固定されるため、実走感は少ない |
負荷調整機能付きで高負荷をかけやすく、パワートレーニングに向いている | ローラー台とロードバイクを固定するため、フレーム本体へのダメージにつながる |
固定ローラーのドライブ方式の徹底比較
【ズイフト対応】と【静かさ】なら、ダイレクトドライブ式
ダイレクトドライブ式とは、ロードバイクの後輪を外し、チェーンをローラー台本体のスプロケットに固定するタイプのローラー台です。
Zwift(ズイフト〉等と連携するための各種センサー内蔵モデルが多く、【スマートトレーナー】と呼ばれているタイプがほとんどです。
・ダイレクトドライブ式ローラー台、メリットデメリット比較表
メリット | デメリット |
とにかく静か(変速時やチェーンが回る音くらい) | 値段が高い(予算10~20万円程度) |
タイヤとホイールの消耗がない | |
自動負荷調整機能付きがほとんど | |
パワーメーターなどの各種センサー内蔵なので別で購入の必要が無い | |
Zwift(ズイフト〉時に有効なパワー計測の精度が高い |
【リーズナブルな価格】なら、タイヤドライブ式
タイヤドライブ式とは、ロードバイクの後輪を固定し、タイヤとローラーを接触させて負荷をかけるタイプのローラー台です。
性能に応じて値段がピンキリな印象で、高性能なモデルにはZwift(ズイフト〉等と連携できるセンサーが内蔵されています。
・タイヤドライブ式ローラー台、メリットデメリット比較表
メリット | デメリット |
後輪が固定されているので落車しない | タイヤをローラーに接触させているためタイヤが消耗する |
比較的安い(予算2万円~) | 騒音はそこそこある(3本ローラーよりは静か) |
負荷調整機能付き(ズイフト向きモデルは自動負荷調整機能付き) | ローラー用のホイールとタイヤが必要になる |
ズイフトができるセンサー内蔵モデルがある |
スマートトレーナー主要4メーカー
Wahoo(ワフー) – 総合力に長けたラインナップ
Wahoo(ワフー)は、アメリカ ジョージア州で創業したメーカーです。
サイクリスト、ランナーを始めとするフィットネス愛好家の為に、多くの革新的な製品を生みだしています。
スマートトレーナー「KICKR」シリーズは、単独での使用はもちろん、
製品同士をペアリングし、インターネットと接続する事で最も接続性と互換性を備えた「エコシステム」を構築し、
インドアとアウトドア両面で先進のサイクリング体験を全てのレベルのサイクリストに提供します。
Tacx(タックス) – 最上位の計測精度と静音性
Tacx(タックス)は、1957年5月1日にオランダで自転車の販売・修理店としてスタートし、
今や80ヵ国でアスリート向けの革新的な製品を開発、提供する世界ブランドへと成長しました。
高品質を保証するTacxのこだわりの1つとして、すべてのTacx製品はオランダ国内で生産しています。
また、Tacxは2019年に買収され、Garminのグループ企業となっています。
Xplova(エクスプローバ) – 優れたパフォーマンス&手厚いサポート
Xplovaは、2008 年に台湾で、サイクリングとアウトドアスポーツの 愛好家グループによって設立されました。
2015 年には、IT 企業の巨大グループである Acer の傘下に入り、
それ以来、Xplova 製品の設計に組み込まれるテクノロジーは急速に高度化しています。
Xplova は、ハイエンドなサイクリングコンピュータの設計と製造を専門とし、
高度なテクノロジーと卓説したユーザーエクスペリエンスを統合して、
グローバルなサイクリングコミュニティに提供することを目指す企業です。
Elite(エリート) – 収容性&デザイン性に秀でる
ELITE(エリート)は、イタリアのサイクルアクセサリーブランドです。
ボトル・ボトルケージ、トレーナーという、現代のサイクリングに欠かす事が出来ない重要なアクセサリーを開発・製造を行っています。
ローラー台では、日本の住宅環境にマッチしたスリムなモデルや、静粛性に優れるダイレクト・トランスミッションモデル、
根強い人気を誇る三本ローラータイプなど、複数のカテゴリーで様々なモデルをラインナップしています。
Zwift(ズイフト〉を楽しむためのローラー台選びのポイント
静音性について
各メーカーから、静かさを売りにしているローラー台はたくさん出ていますが、
しかしながら、多少なりとも音は出ますし、さらに厄介なのが振動で、
アパートやマンションの2階で使用した場合、1階の住人からクレームが入ることも考えられます。
ですので、アパートやマンションでの使用の際は、静かなローラー台を選ぶだけではなく、
マットなどで振動の対策を行うことも重要です。
→【準備中】転勤を機に室内トレーニングを始めたいが、住宅別で使用できろるオススメのローラー台が知りたい
Zwift(ズイフト〉対応
スマートトレーナーなどの高額なローラー台には、Zwift等と連動して、自動で負荷調整ができる機能が付いています。
これにより、室内ながらヴァーチャルライドやレースなど、様々な楽しみ方や、本格的なトレーニングができるので、
非常に飽きずらく、初心者の方から上級者の方まで幅広く楽しむことができます。
また、Zwift(ズイフト〉の月額料金は1,650円(税込)で、
アプリをインストールしたら、7日間たつか25km走行するまで無料で使えます。
→【準備中】ズイフトをやるのに必要なものは?
Zwift(ズイフト〉コースに連動する自動負荷制御を楽しもう。
自動負荷調整のメリットは、バーチャルライドのコースの起伏が再現されることで、ライドの満足度も高まりますし、
また、トレーニングメニュー通りの負荷がかけられることで、効率的なトレーニングができることもメリットの一つになっています。
手動負荷調整のタイプでも、自分で負荷調整することでZwift(ズイフト〉はできますが、
満足度や、高いトレーニング効果を求めるならスマートトレーナーが最適です。
ダレイレクトドライブの静音性をチェック
今回紹介している、スマートローラーの騒音レベルを比較しました。
結論から言えば、どの製品も集合住宅で問題なく使用できる静かさで、
チェーンの回転音や、ギアの変速音の方がうるさいと感じられるほどでした。
「Zwift(ズイフト〉対応」で「静かさ」を求めるなら、ダイレクトドライブ式のローラーがおすすめです。
【ズイフト対応スマートローラー】静穏性比較一覧表
商品画像 | ||||||||
メーカー | XPLOVA(エクスプローバ) | WAHOO(ワフー) | GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) | ELITE(エリート) | XPLOVA(エクスプローバ) | XPLOVA(エクスプローバ) | ||
商品名 | NOZA V(ノザブイ) | キッカーコア スマートバイクトレーナー | FLUX 2 Smart スマートトレーナー | SUITO(スイート) | NOZA S(ノザエス) | NOZA ONE(ノザワン) | ||
静穏性 | 騒音レベル58db | データ無し 集合住宅で問題なく使えるとの口コミあり | データ無し 音は静かで、チェーンの音のほうがうるさいとの口コミあり | データ無し 音は静かで、チェーンの音のほうがうるさいとの口コミあり | 騒音レベル58db | 騒音レベル58db |
目的別で選ぶおすすめスマートトレーナー4選
スペック重視! ハイエンドモデルならGARMIN Tacx「NEO 2T Smart」
最高峰モデルが欲しいなら、GARMIN Tacx 「NEO 2T Smart」がオススメです。
フライホイールやプーリー、ドライブベルト類を使用していないため、
他のダイレクトドライブ型トレーナーと比較しても、かなり静かです。
その他にも、多くの機能が盛り込まれており、
・キャリブレーション不要で、±1%以内の精度でパワーやケイデンスを計測。
・最大25%までの勾配を再現でき、ヒルクライムのトレーニングにも活用可能。
・高いブレーキ力とハイパワーを可能にする 32個のネオジウム磁石が組み込まれていて、
最大2,200ワットの爆発的なスプリント中であっても抜群の安定性を発揮。
・実走感を追求するために、動的慣性は質量慣性をコントロールし、
重量、速度、傾斜角を補正してサイクリングをリアル再現。
・TacxソフトウェアまたはZwiftアプリと連携して、トレーナーが振動することにより、
玉石や砂利などのさまざまな路面を走る感覚をシミュレーションできる。
・左右それぞれのペダルストロークデータを計測し、ペダリングにおけるトルクの発生状況などを分析可能。
など、最高品質の機能が充実していて、金額も高いですが、スマートローラーの最高峰モデルとなっています。
勾配再現性にこだわりたい! 周辺機器充実のWahoo「KICKR CORE + CLIMB」
高い実走感でヴァーチャルライドをしたいなら、Wahoo「KICKR CORE + CLIMB」がオススメ。
WahooのKICKR COREの性能もちろん高いのですが、他のスマートローラーと比べると、周辺機器が充実しています。
屋内勾配シミュレーターのキッカークライムを導入すれば、物理的な傾斜を加えることができ、
・最大20%の上り坂と10%の下り坂に合わせて自転車をすばやく昇降させることができ、バーチャルコースが、かつてないほどリアルに再現できる。
・KICKR CLIMBは物理的にバイクの位置を調整するので、ライダーはリアルなロードや山上りを疑似体験できる。
・室内で自然に自転車のポジションを変えることができ、登坂筋を鍛え、ペダリングテクニックを向上させることができる。
等の効果が期待でき、真に没入感のあるライド体験をすることができます。
ほかにもヘッドウィンドをプラスすれば、画面の速度に合わせて風量が変わり、さらに高い実走感にもつながります。
また、最大風速48kphの冷却効果により、過酷なトレーニングも快適に行うことができ、暑さ対策にも使えます。
ゲーム性を高めたい! ハンドリングが自慢のELITE「 SUITO-T + STERZO SMART」
ヴァーチャルライド実走のような操作感を楽しみたいなら、ELITE「 SUITO-T + STERZO SMART」がオススメ。
10万円ちょっとという価格で始めやすいのが魅力の SUITO-Tですが、
さらに、1万円ちょっとで買える、STERZO SMARTというステアリングブロックを組み合わせると、
ゲーム内でのハンドル操作が可能になります。
これにより、他のバイクの背後につけてドラフティングを得たり、コーナーをカットしながら走って距離を縮めたり、
レーンを左右にライン取りできるようになります。
また、相手を抜かすときもちゃんと追い越しができるので、Zwiftのゲーム性もグッとあがります。
コスト重視!でも最低限の機能は欲しいならXplova「NOZA S」
コスパ良くヴァーチャルライドを楽しみたいなら、Xplova「NOZA S」がオススメ。
10万円ちょっとという、スマートローラーの中ではかなり安い方ですし、
騒音レベルはわずか58 dB で、集合住宅でも余裕で使用可能なほど静かです。
性能の方は、バーチャルサイクリング用途なら十分使えるレベルで、
抵抗は最大 2,500 ワットで、最大 18%の傾斜を再現できます。
しかしながら、パワー測定誤差が2%を超えるので、将来Zwift(ズイフト〉レースを本気で走るなら物足りない部分はありますが、
それ以外の方ならば、十分な性能ですので、Zwift(ズイフト〉初心者にオススメです。
目的別おすすめスマートローラー・性能比較
目的別におすすめのスマートローラーを、最大ワット数、最大傾斜、パワー精度等で比較しました。
GARMIN(ガーミン)Tacx(タックス)のNEO 2T smartが、約22万円と高価ながら、
性能が、頭一つとびぬけている印象です。
しかし、現在は、販売終了しているため、在庫品か中古品しかない状態となっています。
【目的別おすすめスマートローラー】性能比較一覧表
メーカー | XPLOVA(エクスプローバ) | WAHOO(ワフー) | GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) | ELITE(エリート) | ||
商品名 | NOZA S | KICKR CORE | NEO 2T Smart | SUITO-T | ||
最大ワット数 | 最大 2,500 ワット | 最大 1,800 ワット | 最大 2,200 ワット | データ無し | ||
最大傾斜 | 最大 18% | 最大 16% | 最大 25% | 最大 最大 15% | ||
パワー精度 | ±2.5%。 | ±2% | ±1%未満 | ±2.5% | ||
静穏性 | 騒音レベル58db | データ無し 集合住宅で問題なく使えるとの口コミあり | データ無し 音は静かで、チェーンの音のほうがうるさいとの口コミあり | データ無し 音は静かで、チェーンの音のほうがうるさいとの口コミあり | ||
値段 | 約10~11万円前後 | 約18~19万円前後 | 約22万円(現在販売終了) | 10~12万円前後 |
ダイレクトドライブ式ローラーの高価格問題について
ダイレクトドライブ式ローラー台は、どれも静かで高性能なのですが、その分値段が高いです。
安くても10万円前後、高いものだと20万円を超える物まであります。
私は、ランニングコストや騒音の心配を考えれば、それだけの価値があると考えていますが、
そうは言っても、10万円なんて大金はなかなか準備できる物ではありませんよね?
そこでここでは、性能は落ちてしまいますが、安く買えるスマートローラーを解説します。
6万円未満という安さでダイレクトドライブ式という衝撃
Xplova「NOZA ONE」は、コスパ最強のXplovaから出た、定価で6万円を切るダイレクトドライブ式セミスマートトレーナーです。
ダイレクトドライブの静粛性をそのままに、乾電池で動作可能な手軽さを実現しています。
上位モデルの「NOZA S」比べると、騒音レベルは同じで58 dB ですが、
性能は抑えられていて、パワー精度±3.0%、最高出力 800W となっています。
また、上位モデルと比べた最大のデメリットは、自動負荷装置がないので、状況に応じて自分で負荷を変える手間がかかることです。
しかし、従来のスマートトレーナーだと坂がきつい、負荷変動がきつい、
スマートトレーナー自体が高価すぎると思っている、バーチャルサイクリングアプリを使って、
自宅でフィットネスライドを楽しみたい方にとっては、最適な製品となっています。
コスト抑えたいならタイヤドライブ式ローラー
ELITE(エリート) QUBO(キューボ) フルード エラストゲルは、後輪装着式のタイヤドライブ式ローラーです。
エリートトレーナーラインナップ中、最も静粛性の高い負荷ユニット”パワーフルード”を搭載するベストセラーモデルとなっています。
別売りMISURO B+センサー設置でZEIFT対応モデルにアップグレードできるのが特徴で、
ローラーとセンサー込みで約4~5万円で購入することができます。
最大出力も1200Wと十分な負荷をかけることができます。
スマートローラーの中古は有り?無し?
結論から言うと、古いバージョンのスマートトレーナーは、機能や騒音面でのデメリットが多いので、
予算にあと数万出して新品のスマートトレーナーが買えるなら、中古よりも新品がオススメです。
しかし、なるべくコストをかけずに本格的にZwiftを楽しみたい人にとって、中古のスマートトレーナーも選択肢の一つになると思います。
そこで、中古のスマートローラーの選び方のポイントを紹介します。
・中古スマートローラーの選び方・ポイント一覧表
チェック項目 | チェックポイント |
Zwiftに対応しているかをチェック | 「接続できない」「データが表示されない」など、トラブルを回避するために、Zwift(ズイフト)公式の対応スマートトレーナーかチェックしましょう。 |
計測できるデータをチェック | 最新のスマートトレーナーは、パワー計測できるモデルがほとんどですが、古いスマートトレーナーは、パワー計測機能がなく、スピードしか計測できないモデルもあるため、測定できるデータをチェックしましょう。 |
PC・スマホとの接続方法をチェック | 最新のスマートトレーナーは、ほとんどがBluetoothとANT+の両方に対応していますが、古いスマートトレーナーにはANT+でしかデータ送受信ができないモデルもあります。その場合、PC・スマホ側にANT+ドングルが必要になるため、PC・スマホとの接続方法をチェックしましょう。 |
古いモデルやバージョンでないかをチェック | 同じスマートトレーナーでも、モデルやバージョンによって別物と思えるほど性能がよくなっている場合もあるので、古いモデルやバージョンでないかチェックしましょう。 |
国内で修理ができるかチェック | 日本国内で修理ができるかチェックしましょう。海外メーカーのスマートトレーナーだと、「日本代理店経由の購入証明書」がないと修理を受け付けてくれない場合もあります。 |
信頼できる中古ショップかチェック | 「フリマアプリで中古のスマートローラーを買ってみたら動かなかった・・・」という最悪の事態は避るために、信頼できる中古自転車ショップを利用しましょう。 |
新品の格安スマートトレーナーもチェック | セールなどで、新品でもスマートトレーナーが安く購入できる場合もあるので、中古で購入を検討している、新品のスマートトレーナーもチェックしましょう。 |
Zwift(ズイフト)に必要な環境
ここでは、Zwif(ズイフト)を行うために、必ず必要になる物を解説をします。
Zwift(ズイフト)アプリ
Zwift(ズイフト)アプリはiOS / Androidのほかに、Windows / Mac用があります。
利用料は1アカウントあたり月額¥1,650(7日間の無料トライアルあり)となっています。
・Zwift(ズイフト)アプリ対応端末・インストール方法一覧表
対応端末 | インストール方法 |
iPad、iPhone、AppleTV | Apple公式のアプリダウンロードサービスのApp Storeからインストールする。 |
Android | Google playからインストールする。 |
PC(OSはmacかWindows) | 公式ウェブサイトでアカウントを作成し、アプリをインストールする。先にインストールしてからアカウントを作成してもOK。 |
※Zwif(ズイフト)のプレイにはインターネット接続が必須です。
Zwift(ズイフト)対応端末
Zwif(ズイフト)ができる端末は、PCだけでなくスマホ、タブレット、スマートTVなど様々な端末でプレイ可能ですが、
モデルやバージョンが古いと対応していない場合があるので、手持ちの端末の動作環境を確認しましょう。
・Zwift(ズイフト)対応端末、対応モデル・バージョン一覧表
対応端末 | 対応モデル・バージョン |
iPad | 対応モデルはiPad Pro、iPad Air2かそれ以降のもの、iPad mini 4かそれ以降のもの。iOSのバージョンは13.0以上。 |
iPhone | 対応モデルはiPhone 6S、iPhone SEかそれ以降のもの。iOSのバージョンはiPadに同じく13.0以上。 |
AppleTV | 第4世代以降に対応。 |
Android | Android端末の場合は、OSがAndroid 9.0かそれ以降に対応。 |
PC(OSはmac) | OS10.14.4以上に対応。最低スペック/推奨スペックあり。 |
PC(OSはWindows) | Windows 10(64bit)以上に対応。最低スペック/推奨スペックあり。 |
引用元:ZWIFT SUPPORT Zwiftの対応デバイス
専用ホイール/スプロケット
Zwif(ズイフト)は様々なローラーでプレイ可能ですが、ローラーの種類別で、
それぞれ必要な物があるので、ローラーと一緒に揃えましょう。
・ローラー種類別、必要な物一覧表
ローラーの種類 | 必要な理由 | 必要な物 |
タイヤドライブ式 | タイヤが摩耗し、ホイールにも負荷がかかるので、トレーニング用に摩耗しづらいリアタイヤと安価なホイールを用意する必要がある。 | 専用ホイール 室内トレーニング用のタイヤ |
ダイレクトドライブ式 | ほとんどのスマートローラーはスプロケットが付属していないので、別途スプロケットの購入が必要になります。トレーニング用なので、普段使っているものからグレードを下げても問題ないです。 ※WahooやEliteの一部モデルはスプロケットが付属します。 | スプロケット |
インドア環境構築グッズ
ここでは、スマートローラーでZwif(ズイフト)快適に行うために、あると便利なアイテムを紹介します。
騒音対策
スマートローラーを室内で使用すると、騒音や振動が出るので、
防音、防振対策で、専用マットや防振マットが必要になります。
・専用マットや防振マット
汗対策
室内でスマートローラーを使用すると、汗を大量にかくので、
汗対策で、スウェットカバー、工業用扇風機または、サーキュレーター、
ヘアバンドが必要です。
・スウェットカバー
・工業用扇風機または、サーキュレーター
・ヘアバンド
まとめ
静かで安いコスパ最強のスマートローラーを紹介しましたが、スマートローラーは、値段で大きく性能が変わってしまうの、
最終的には、予算と自分の目的に合ったスマートローラーを選ぶことが大切です。
充実した環境でZwif(ズイフト)を楽しみたいなら、Wahoo「KICKR CORE + CLIMB」がオススメ。
とにかくコスパを重視したいなら、Xplova「NOZA S」がオススメ。
とにかく安くZwif(ズイフト)を始めたいなら、Xplova「NOZA ONE」がオススメ。
こちらの記事では、アパート向けの静かなローラー台を紹介しています。
気になった方はぜひご覧ください。
ねこまこんな悩み有りませんか? 雨の日でもロードバイクに乗りたいアパートやマンションで使える静かなローラー台が知りたい 天気の悪い日でもロー[…]
最後までお読みいただき、ありがとうございました。