3本ローラーの購入を考えているが、負荷付きか負荷なしかで迷っている
初めての購入となると、どんな機能を重視すればよいか製品選びに迷ってしまう
3本ローラーの購入を検討しているが、負荷装置無しの3本ローラーにするか、
負荷装置ありの3本ローラーにするかで悩んでしまい、購入をためらってしまうケースが非常に多いです。
そこでこの記事では、負荷装置ありの3本ローラーや、後から負荷装置を付けられる3本ローラーを紹介します。
また、どんな機能を重視して3本ローラーを選べばいいのかも紹介します。
この記事を読めば、負荷装置ありの3本ローラーや、
後から負荷装置を付けられる3本ローラーが分かるので、
安い負荷装置無しの3本ローラーを購入して、直ぐに満足できなくなって、
負荷装置ありの3本ローラーを買い直すリスクがなくなりますので、
ぜひ最後まで読んでいってください。
おすすめ3本ローラー4選!負荷装置付きからズイフト対応まで
負荷装置無しの3本ローラーは、安価なものが多く、比較的購入しやすいというメリットがありますが、
負荷を上げられないので、慣れてきたら、軽い負荷に満足できなくなったり、
常に一定の負荷なので、飽きてしまうなどのデメリットがあります。
また、スピードがでることで、3本ローラーの音や振動が大きくなってしまい、
騒音問題から、結局負荷装置ありの3本ローラーを購入してしまうリスクが発生してしまうことも考えられます。
そのため、負荷装置ありの3本ローラーや、後から負荷装置を付けられる3本ローラーを購入すれば、
後から負荷装置付きの3本ローラーを購入するリスクをなくすことができます。
ランキング1位 ミノウラ モッズローラー+負荷装置
MINOURA(ミノウラ) 3本ローラーMoZ-Roller
【気になるポイント】
・組み立てに20~30分くらいかかるとの口コミあり
・音がかなりうるさいので一戸建てなら問題ないが、集合住宅で使うなら1階でも他の部屋に響きそうとの口コミあり
【おすすめポイント】
・回転する3本のローラー上でバランスを取りながら乗るタイプのローラー台なので、
正しい乗車姿勢や効果的なペダリングなど、総合的なライディングスキルを向上させたい方にオススメ
・軽量、折りたたみ式で持ち運びやすく、試合前のウォームアップにも使用可能
・乗降用フットステップ&前輪脱輪防止ガードなど、初心者サポート機能付き
・3本ローラーの自重式の抵抗だけでは物足りない方向けに、別売りで7段階負荷調整ユニットがある
ランキング2位 ELITE (エリート) Arion Mag (アリオンマグ)
ELITE(エリート) ARION MAG(アリオン マグ) 3本ローラー
【気になるポイント】
・アパートやマンションの2階以上の階層の方の深夜の使用は難しいかもしれないとの口コミあり
・静電気で髪の毛とかゴミがローラーにつくとの口コミあり
【おすすめポイント】
・抵抗トレーニングユニット付きローラー台
・3段階に負荷調整できる磁気抵抗ユニットが、 バランスやフォームの改善、筋力アップなど目的にあわせたトレーニングが可能
・折り畳み式で収納に便利
・乗り降りに便利なフレーム一体型ステップ付き
ランキング3位 ミノウラ LiveRoll R730R
MINOURA(ミノウラ) LiveRoll R730R
【気になるポイント】
・組立てに約30分程度かかると口コミあり
・乗っていると音はギューンというベルトコンベアを回転させるような感じで鳴りますとの口コミあり
【おすすめポイント】
・3段階の負荷調節可能なドラム内蔵式負荷装置 を搭載し、高負荷トレーニングから高回転トレーニングまで、様々な練習用途に使えます
・サンドブラック特殊加工の静音ローラーを採用しており、タイヤの摩擦音が低減されるほか、タイヤがスリップするのを軽減する効果もます
・フロントドロップ構造を採用し、実走と同じ自然な乗り心地を体験できます
・直径80mmの小径ローラーを採用し、地面との距離が近く乗りやすい設計で、足が付かなく恐怖心が出てしまう3本ローラー初心者の方にもオススメ!
ランキング4位 ELITE(エリート) NERO(ネロ)
ELITE(エリート) NERO(ネロ)
【気になるポイント】
・一般的な3本ローラーの騒音。ローラーの下にコンクリートブロックを敷くとかなり静かになるとの口コミあり
・elite純正アプリなどでは正常に動くが、Zwiftでは実際の出力よりも大きく出る気がするとの口コミあり
【おすすめポイント】
・2つのフライホイールを実装したことで、走行感は驚くほど実走に近い
・トレーナー自体が前後にフロートすることで、他を圧倒する実走感と乗りやすさを実現
・折り畳み式でコンパクトに収納できる
・PCやデバイスのアプリと通信可能で、アプリやヴァーチャルライドの状況に応じて負荷を調整しデータを送信
初めての3本ローラーなら、後から負荷装置を付けるのもあり
おすすめ3本ローラー、ランキング1位で紹介したミノウラ モッズローラは、
後から負荷装置購入が可能なので、初めての3本ローラーの購入で負荷装置の有無で迷っている方は、
とりあえずミノウラ モッズローラを購入してしまうのもありです。
しかも、ミノウラ モッズローラ 単品だったら、Amazonだと28,135円(2023年11月現在)と3万円以下で購入できますし、
後から負荷装置が欲しくなっても、7,615円(2023年11月現在)で比較的安価で購入が可能です。
最初は負荷装置がいらないと思っても、結局必要になる
あっという間に物足りなくなる
負荷無しの3本ローラーの実走感は、きれいな状態のアスファルトの平坦道路を走っている感覚で、
軽く走っても30キロぐらいは簡単にスピードが出ます。
私は、初めての3本ローラーは、負荷装置無しの3本ローラーを購入しました。
最初のうちは、バランスを崩さないように集中していたので、問題ありませんでしたが、
慣れてくると、すぐ飽きてしまい、動画や音楽で気を紛らわして何とか乗っていました。
この記事を読まれている方は、3本ローラーを検討されているくらいなので、
速くなりたい、痩せたい、持久力をつけたい等モチベーションは高いはずです!
そんなモチベーションが高い方が負荷無しの3本ローラーに乗ると、あっという間に負荷が足りなくなってしまい、
結局、負荷装置ありの3本ローラーを購入してしまう未来が安易に想像できます。
スピードが出過ぎてうるさくなる
負荷装置無しの3本ローラーで運動強度を上げようとすると、単純にスピードを上げて負荷を上げるしか方法はありません。
そうするとどうなるかというと、半端じゃない騒音が発生して、家族やご近所さんから苦情が来る可能性があります。
ただでさえ、3本ローラーは、固定ローラーと比較して騒音が大きいのですが、
さらに、スピードを上げることで、ホイールやローラーの回転数が上がり、
そこからかなりの騒音や振動が発生してしまいます。
3本ローラーとは
3本ローラーのメリット
実走感がある。
3本ローラーは、固定されていないので実走と同じようにバランスをとって乗る必要があります。
しかも、まるで氷の上を走るような感覚で、実走よりも不安定なので、
バランスをとる動作や、ペダリングに意識を集中させる必要があり、飽きずに乗ることができます。
シンプルなトレーナー
3本ローラーは、ローラードラムの上に、いつも乗っている自転車を乗せるだけで始められます。
また、タイヤを外したり面倒なセッティングが必要なく、
簡単にトレーニングを始められる、気軽さが3本ローラー魅力です。
そして、多くの3本ローラーは、折りたたみが可能なため、
使用していないときは、狭い場所に保管できるのも嬉しいポイントです。
持ち運びに便利
今回人気ランキングで紹介している3本ローラーや、他のほとんどの3本ローラーは、
折りたたみができたり、コンパクトなサイズにまとめられるので、持ち運びにも便利です。
例えば、自宅で使用するときでも、コンパクトになる3本ローラーなら、
使っていないときに収納スペースを圧迫せずに収納できますし、
レースやイベントに参加するようになって、レース前のアップに使いたいという場合、
狭い車でも場所を取らずに持ち運ぶことができるので便利です。
ペダリングが綺麗になる
3本ローラーに乗れるようになるとライディングスキルが大きく向上します。
3本ローラーは固定されていないため、ペダリングの不安定さや、乗車ポジションの悪さで、
重心のバランスが崩れてしまい、うまく乗ることができません。
しかし、3本ローラーにうまく乗れるようになると、
自然とハンドル・サドル・ペダルの加重バランスの修正ができるようになったり、
踏むペダリングから回すペダリングを意識して、ペダリングが安定し、
バランスがよくなることで、ライディングスキルが向上します。
バランス感覚が向上し、ライディングスキルが向上すると、
タイヤが滑って転びそうになったり、車や歩行者が急に飛び出して来て急ブレーキをかけるなどの危険回避をする際に、
うまくバランスを取れるので、転倒しにくくなります。
また、回すペダリングが身に付くと、無駄な動作が減り、
ロスなくペダルに力がかけられるので、巡行速度や出力パワーの向上につながります。
体幹の筋肉が鍛えられる
3本ローラーでのトレーニングは、バランス感覚や体幹を鍛えることができ、
初心者でも、ロードバイクのペダリングスキルの向上や、正しいフォームが身に付くというメリットがあります。
例えば、体幹の筋肉がない人はハンドルに体重をかけた乗り方をしてしまっている方が多いですが、
普通の道ではそれでも乗れるのですが、3本ローラー上でハンドルに体重をかけるとふらついてバランスを崩してしまいます。
そのため、三本ローラーに乗ってバランスを保っているだけで体幹が鍛えられ、
ハンドルに体重をかけない正しい乗り方が自然と身につきます。
プランクなどの体幹トレーニングと組み合わせるとさらに効果的です。
ダイエット効果も期待できる
ロードバイクは、ランニングやウォーキングと比べて膝への負担が少く、ダイエットにオススメできますし、
3本ローラーは、準備に手間がかからないし、天気が悪くても乗れるので毎日継続しやすく、ダイエット向きです。
→【準備中】室内トレーニングで効率的にダイエットしたい(体重を落とすオススメのトレーニング方法が知りたい)
3本ローラーのデメリット
油断すると転ぶ
実走に近いといっても実走とはやはり違い、 実走よりかなり不安定です。
しかも、3本ローラーは固定されていないので、転倒の危険があります。
そのため、転倒防止対策として、壁際や手すりがある場所に3本ローラーを設置して、
安全を確保してから練習するようにしましょう。
負荷が足りない
3本ローラーは、固定ローラーと比べると大きな負荷はかけられません。
私は、負荷装置付きの三本ローラーを使用していますが、最大の負荷にしても、
せいぜい斜度5%位の坂道を上っている感覚です。
しかも、負荷機能なしの3本ローラー2~3万円なのに対して、負荷機能付きは4~5万円と結構お高いです。
3本ローラーの選び方
ポイント①負荷調整機能の有無を選ぶ
3本ローラーには、種類はそれほど多くないですが、負荷装置がついたモデルもあります。
坂道を想定した練習や、パワートレーニングなど、トレーニングの幅が広がり、
飽きずにトレーニングを続けやすくなります。
また、負荷装置を後付けできるモデルもありますので、最初は負荷なし3本ローラーで費用を抑えて、
後から負荷装置を取り付けて、将来的には負荷をかけて練習をするという選択もできます。
ポイント② ローラーの大きさ・形状を選ぶ
3本ローラーは、ローラー径が大きいほど、音が静かな傾向があります。
しかも、径が大きいと耐久性も高いので、ハードなトレーニングに向いています。
一方で、ローラー径が大きいと、その分地面から高さがあるので、
乗り降りする際は注意が必要です。
また、タイヤを載せるローラー部の形状は、まっすぐな円筒の【フラット型】と、
両端に脱落防止の「つば」がついた【つづみ型】があります。
特に、つづみ型は脱輪しにくくなっているので、3本ローラーが初めての方にオススメです。
ポイント③持ち運びや収納したい人は、折り畳み式を選ぶ
3本ローラーを使っていない時は、床に置きっぱなしだと、場所を取ってしまいます。
そんなときのために、コンパクトに収納できる折りたたみ式3本ローラーがおすすめです。
また、レースやイベントなどでウォーミングアップに使用するために、
外に持ち出したいときは、持ち運びやすさが大切で、
折りたたみ式の3本ローラーなら、狭い場所にも収納して運ぶことができます。
ポイント④Zwiftやアプリと連動したいなら、自動負荷調整付きを選ぶ
スマート3本ローラーなど、高額なローラー台には、Zwiftやアプリなどと連動して、自動で負荷調整ができる機能が付いています。
これにより、室内ながらヴァーチャルライドやレースなど、様々な楽しみ方や、本格的なトレーニングができるので、
非常に飽きずらく、初心者の方から上級者の方まで幅広く楽しむことができます。
また、計測したパワーを走行データとしてアプリやパソコンに残せることで、
自分の走りを可視化でき、トレーニングのモチベーションアップにも繋がります。
しかし、スマート3本ローラーで再現できる勾配は大きくて8〜10%ほどなので、
10%以上の勾配を体感したい人は、固定スマートローラーの導入を検討しましょう。
→【準備中】ズイフトをやるのに必要なものは?
3本ローラーのおすすめメーカー
ミノウラ
箕浦は、1933年(昭和8年)に岐阜県で創業した自転車用品メーカーです。
創業以来、一貫して日本国内での生産にこだわり続けています。
MINOURAは、日夜世界中のトレーナーおよび自転車関連用品の情報を取り入れ、
Made in Japanの名に恥じないものづくりに取り組んでいます。
ミノウラのおすすめ3本ローラーは、モッズローラー+負荷装置です。
エリート
ELITE(エリート)は、イタリアのサイクルアクセサリーブランドです。
ボトル・ボトルケージ、トレーナーという、現代のサイクリングに欠かす事が出来ない重要なアクセサリーを開発・製造を行っています。
ローラー台では、日本の住宅環境にマッチしたスリムなモデルや、静粛性に優れるダイレクト・トランスミッションモデル、
根強い人気を誇る三本ローラータイプなど、複数のカテゴリーで様々なモデルをラインナップしています。
エリートのおすすめ3本ローラーは、Arion Mag (アリオンマグ)です。
→【準備中】予算三万円でローラー台を探している、ミノウラ、エリートどっちがいい?
トレーニング効果が高いのは固定ローラー?3本ローラーどっち?
どちらも使用してきた私の個人的な意見としては、それぞれ別の鍛え方をするものなので、
「どちらが上というものでもない」が、正直な感想です。
それでも、あえて選ぶとすれば、バランス感覚やペダリングを鍛えたいなら3本ローラー、
脚力アップを目指したいなら固定ローラーといった感じで、
自分に足りないと感じる部分を鍛えられるローラー台を選ぶことが大切です。
→【準備中】寒い冬もロードバイクに乗れる、室内トレーニングにオススメは3本ローラーと固定ローラーどっち?
3本ローラーメリット | 固定ローラーメリット |
ペダリングやバランス感覚など技術的に上手くなれる | 高い負荷をかけることができ、高い脚力をつけるためのトレーニングが可能 |
少ない予算で購入できる | 3本ローラーに比べて音が静か(特にダイレクトドライブ式の固定ローラーなら、静かでアパートなどの賃貸でも使用可能) |
バランスを取りながら乗るので、実走感があり退屈しにくい | 予算が潤沢なら、スマートローラーでズイフトを楽しむことができる |
あると便利なアイテム
ここでは、ロードバイクの室内トレーニングを快適に行うために、
あると便利なアイテムを紹介します。
騒音対策
3本ローラーは、固定ローラーと比べて騒音や振動が大きいので、
防音、防振対策で、専用マットや防振マットが必要になります。
・専用マットや防振マット
汗対策
室内で3本ローラーを使用すると、汗を大量にかくので、
汗対策で、スウェットカバー、工業用扇風機または、サーキュレーター、
ヘアバンドが必要です。
・スウェットカバー
・工業用扇風機または、サーキュレーター
・ヘアバンド
負荷装置なしでも負荷を上げる方法
負荷装置無しでも手っ取り早く負荷を上げる方法は、タイヤの空気圧を低めにすることです。
タイヤの空気圧を低めにすることで、ローラーとタイヤの摩擦が増えて、多少ではありますが負荷を上げることができます。
タイヤの適正空気圧を確認して、下げられるなら、普段の走行の時より1barくらい低い数値で乗ってみてください。
負荷が足りなくて困っていると言う方は試してみても良いと思いますが、
結局は対策に過ぎないので、現在3本ローラーの購入を検討中の方には負荷付きの3本ローラーの購入をオススメします。
まとめ
おすすめ3本ローラー、ランキング1位で紹介したミノウラ モッズローラは、
後から負荷装置購入が可能なので、初めての3本ローラーの購入で負荷装置の有無で迷っている方は、
とりあえずミノウラ モッズローラを購入してしまうのもありです。
しかも、ミノウラ モッズローラ 単品だったら、Amazonだと28,135円(2023年11月現在)と3万円以下で購入できますし、
後から負荷装置が欲しくなっても、7,615円(2023年11月現在)で比較的安価で購入が可能です。
こちらの記事では、アパート向けの静かなローラー台を紹介しています。
気になった方はぜひご覧ください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。